まとめとして

 

不安発作は、比較的治りやすいストレス疾患です。抗不安剤を服用すれば、発作は消失します。

また、心理療法やカウンセリングを受けると不安感や緊張感もかなり弱まります。

 

けれども、

 

・努力しても解決できないストレスがある。

・単身生活で家族から遠ざかり孤独である。

・環境が次から次に変化し落ち着けない。

 

このような場合は、不安感が持続し、心の中はとても重ぐるしくなります。

そんな時は、思い切って、しばらく休養すべきです。

 

最後に一言付け加えると、ストレス疾患すべてについて言えるのですが、家族を含めた周りの人が、患者さんの気持ちを察し、正しく症状を理解し、心を通わせることがとても大切です。